「もし馬券が当たったらどうしよう!」
「競馬の換金方法とは?」
このようにお悩みで競馬をはじめることに躊躇されている方は多くいらっしゃいます。
もちろん当たっても馬券の払い戻しをしなくてはお金になりません。
そこで本記事では、競馬初心者向けに「当たったとき」の馬券の払い戻し方法を解説します。
競馬初心者の方もこの記事を読めば、馬券が当たったとき悩まずに換金することができます。
趣味で競馬をし、ときには競馬場で馬券を買う筆者が、経験を活かし解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
競馬の払い戻しはいつまで可能なのか
競馬で的中した場合、馬券の払い戻しは60日間可能です。
意外と余裕があるなと思うかもしれませんが、特にインターネット以外で馬券を購入した場合は、的中したらすぐに払い戻しをするのがおすすめです。
なぜなら、的中した際は自ら払い戻し用の機械で換金する必要があるからです。
基本、的中した際はその喜びからすぐに払い戻しに行くことがほとんどであると思いますが、「次のレースの予想するから払い戻しは後回しにする」といったように後にして忘れるというケースもあります。
また、インターネット馬券の場合は、的中したら登録口座に自動振込されるようになりますが、馬券の再発行はできないため、もし的中時にすぐ払い戻しができない場合は大切に保管することをおすすめします。
馬券の払い戻しができる場所
的中した馬券は、購入した場所のほか、全国のJRA競馬場、WINS、エクセルで払い戻しができます。
よく「後日払い戻しをする場合、的中した馬券は購入した場所でしかできないの?」と質問があります。
答えは、NOです。都合の良い場所で払い戻しができます。
では、馬券の払い戻しができる場所について、詳しく解説します。
※JRA:日本中央競馬会。政府が資本金を全額出資する特殊法人。いわゆる公営競馬。
※WINS:JRAの発売システムを利用した、場外馬券場。
※エクセル:会員制の全席指定席(有料)の場外馬券場。事前予約が必要h3.当日、馬券を購入した競馬場
当日馬券を購入した競馬場
馬券の払い戻しは、当日購入した競馬場で行うことが一番おすすめです。
理由は2つあります。
- 競馬場には大量に払い戻し機があるから
- 的中した馬券を紛失するリスクがあるから
初めて馬券が的中したときは、金額にかかわらず喜びがとても大きいと思います。
1番の理想は、当日的中した喜びと勢いで払い戻し機で換金することが1番いいでしょう。
ただし、なんらかの理由があって換金が後日になったり、馬券だけ競馬場で購入して、場外で観戦したりするケースもあると思います。
それ以外であれば、気持ちがあるうちにサクッと競馬場で換金を済ませましょう。
全国各地のJRA競馬場
全国各地のJRA競馬場でも換金ができます。
まず、全国にあるJRA主催の競馬場は10ヶ所です。
〈JRA全国10ヶ所の競馬場〉
- 函館競馬場
- 札幌競馬場
- 福島競馬場
- 中山競馬場(千葉県)
- 東京競馬場
- 新潟競馬場
- 中京競馬場(愛知県)
- 京都競馬場
- 阪神競馬場(兵庫県)
- 小倉競馬場(福岡県)
レースを開催している日はもちろん、土日で開催日以外も基本的には開場されているので払い戻しが可能です。
競馬場ごとにそれぞれ個性があるため、もし普段行くことがない競馬場へ行く際は雰囲気などもお楽しみください。
WINS
競馬場のほかに、WINSで換金することもできます。
WINSとは、JRAの発売システムを利用した場外馬券場です。
WINSでも競馬場のように、馬券を購入したり、払い戻しを行ったりできます。
基本的にはテレビで各競馬場のレースが映し出され、機械も競馬場と同じであるので、普段と同様に競馬を楽しめるでしょう。
WINSは全国15ヶ所にあります。
旅行などに行った際も、旅先でWINSがあったときに馬券を購入して競馬が可能です。
競馬の払い戻しの流れ
馬券が的中していざ払い戻しをする際、「機械でやるから難しそう」と考えていないでしょうか?
機械でやるため、手順さえ覚えられると逆に安心して払い戻しができます。
インターネットで馬券を購入したときと比べると機械にて払い戻しすることは、現金として換金できることが醍醐味です。
金額の大小にかかわらず競馬で勝ったお金が現金で手元に入ることは嬉しいことです。
払い戻し方法は簡単な3ステップです。
1.的中した馬券を機械に挿入する
的中した馬券が複数枚ある場合でも、重ねて挿入できます。
このとき、馬券の向きは関係ありません。
挿入するとその馬券が的中しているのか、機械が確認します。
2.画面右下に出る「精算」ボタンを押す
機械で的中した馬券の計算が完了すると、払い戻し金額と併せて「精算ボタン」が出ますのでこちらを押します。
3.払い戻し金が出てくる
精算ボタンを押すとまもなく払い戻し金が出てきます。
的中した馬券を機械に挿入してからすぐ払い戻し金が出るので、はじめはその速度に驚くかもしれません。
後ろに列ができていることが多いですが、焦らずに財布にお金を入れてから機械を空けることをおすすめします。
また、100万円以上は窓口での手続きが必要です。窓口の場所は払い戻しをする機械の横に設置されています。
馬券の払い戻しの計算方法
ここまで馬券の払い戻し方法を紹介してきましたが、的中したものの、実際にいくらお金が返ってくるのでしょうか。
払い戻し額は、「オッズ」という数字を見て確認してください。
オッズとはJRAが定める計算式で算出された払い戻しの倍率であり、購入額100円に対する倍率で掲示されています。
たとえば、
単勝オッズが5.0倍を100円買っていたとすると、払い戻し額は500円となります。
もし、同じ買い目で1,000円買っていた場合、5.0倍なので5,000円になるというわけです。
つまり、払い戻し額を調べるには
購入金額×オッズ=払い戻し額
こちらを覚えておけば大丈夫です。
また、オッズは競馬アプリ等でこまめに更新されているため、オッズを確認して馬券を買いたい方はアプリダウンロードをおすすめします。
現在、競馬アプリはたくさん開発されているため自分にあったアプリを使用するようにしましょう。
買いたいレースのオッズを事前に把握することで、人気がありオッズが低い買い目には金額を厚めに買うこともできます。
馬券の払い戻しを行う際の注意点
馬券を払い戻す際の注意点は、とにかく馬券をなくさないことです。
レース終了後すぐに払い戻しが行えるのであれば心配は入りません。しかし、競馬は慣れるほど後からまとめて払い戻しを行うようになります。
その際、
「馬券をポケットに入れたことを忘れてゴミ箱に捨ててしまった。」
「手に持ってたが、落としてしまった。」
といったことがあります。
筆者も実際に、ハズレ馬券と勘違いして的中した馬券を捨ててしまった経験があります。
レースにもよりますが、競馬場は人が多い時は身動きが取れなくなるほど混雑します。
的中をした馬券は財布やカードケースなど自分で決めたところに入れておきましょう。
場内放送でも流れますが、馬券は大切に保管するようにしましょう。
まとめ:馬券の払い戻しはいつまで可能?
今回、馬券の払い戻しについてこれから競馬を始める初心者向けに解説しました。
競馬はインターネットでもできますが、競馬場に行き、馬券を購入して楽しむことが醍醐味であると筆者は考えています。
そして、的中した馬券を換金することは、競馬をする中で一番の喜びです。払い戻し機には人がたくさん並ぶため、はじめは焦ることもありますが、事前に覚えておくことで落ち着いて行えます。
また、競馬場に行くことで、競馬ファンは様々な目線で楽しんでいるため、新たな発見もあるでしょう。
競馬場では、どの世代も楽しめるようにさまざまなイベントが開催されています。
近年では女性競馬ファンも増え、女性向けイベントも開催されることもあります。
開催されるイベントに合わせて競馬場に行くこともおすすめです。
最後に、競馬は無理なく行えばとても楽しめる趣味です。
これから競馬を始められる方、ぜひ楽しんでください!
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